ガルシア・ロルカは今よりもっと不自由な時代を生きていました。

女性には選挙権がなく。男性が男性に恋することなんて許されない。離婚なんてとてもじゃないけどできなかった。

誰かが言いました、「離婚しなければならないのなら、もっと不自由な時代に生まれればよかった。」と。セックスレス、不妊、仮面夫婦、嫁姑、不倫・・・。今を生きる私たちに、ガルシア・ロルカの物語が呼びかけます。戯曲の中に登場する追い詰められた女性たちの言葉は、過去から現在に投げかけられた小さな石ツブテです。

演劇には悲劇的要素が不可欠!民衆の為の演劇を!と唱えたロルカの作品を通して、最も小さなコミュニティである家族と、家族の中に生きる女性について描くガルシア・ロルカの悲劇三部作を全上演するプロジェクトです。

上演作品 第一章 ベルナルダ・アルバの家
     第二章 イェルマ
     第三章 血の婚礼

ガルシア・ロルカ(1898年〜1936年)

伝統的な詩型と多彩なイメージを用いて劇的に表した《ジプシー詩集》で独自の世界を構築。死、血、性といったスペイン文学の伝統的なテーマを新しい様式で復活させた。画家サルバドール・ダリや映画監督ルイス・ブニュエル、評論家セバスティア・ガッシュなど様々な親交があった。
ダリには詩集を捧げており、彼の妹とも親しかった。また、作品の内容から彼は同性愛者であったと言われている。内乱の最中グラナダにとどまり、殺害された。

詩集 『ジプシー歌集』(Romancero Gitano, 1928年)
   『カンテ・ホンドの詩』(Poema del cante jondo, 1931年)

戯曲 『血の婚礼』(Bodas de sangre, 1933年)
   『イェルマ』(Yerma, 1934年)
   『ベルナルダ・アルバの家』 (La casa de Bernarda Alba, 初演1945年)


序章
谷岡紗智の悲劇三部作

ここが世界の果てか?
もっと彼方へ

日程
2017年
7月27日(木)、7月28日(金)
18:30 受付・開場
19:00 「2200 年の Mother’s Day」
19:30 「10月の風鈴」
20:15 「タワー」
※開場は開演の30分前

会場
ぽんプラザホール
福岡市博多区祇園町8-3

料金
一 般 前売:2,500円/当日:3,000円
学 生 前売:1,500円/当日:2,000円
1作品券 前売1,000円/当日1,500円
※未就学児童入場不可

主催
空間再生事業 劇団GIGA

制作協力
アートマネージメントセンター福岡(AMCF)

助成
(公財)福岡市文化芸術振興財団「FFACステップアップ助成プログラム」

後援
福岡市、(公財)福岡市文化芸術振興財団

STORY
「2200 年の Mother’s Day」
近未来。12桁のマイナンバーを読み込めばすべてがわかる。精子バンクと卵子バンクに冷凍されている精子と卵子から、最良の組み合わせをピックアップして子供が作られ、人口計画によって集団で育てられ、結婚も婚活も今では余裕のある上流階級の遊びの様になってしまった。30歳の横尾は本物のセックスを知らない。

「10月の風鈴」
5月、仕事を辞めた宇都宮こずえは一人暮らしの部屋を引き払い、実家に帰ってくる。実家である団地では、母・朝子が一人暮らしていた。父はすでに他界していた。戻ってきた。こずえは驚く、一つ上の部屋から毎日のように喧嘩をする怒鳴り声、物が壊れる音が聞こえてくる。上には定年も過ぎた老夫婦が住んでおり、毎日のように騒音が聞こえるという。

「タワー」
先生のカウンセリング室。先生はお医者さんではないけれど、独自にセックスにまつわるカウンセリングを実施している人物。男がそのカウンセリングを受けにきている。

CAST
五味伸之|せとよしの|八尋香菜
酒瀬川真世|元一

STAFF
作家:谷岡紗智(ぐにゃり)|演出:山田恵理香|舞台監督・照明:大島えいすけ(チャンネルオー)|舞台監督補佐:大庭かおり(サンピリ)|演出助手・音響操作:石田聖也(演劇ユニットそめごころ)|宣伝美術:五味伸之|制作:空間再生事業 劇団GIGA

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第一章
ベルナルダ・アルバの家

日程
2017年
10月13日(金)18:30
10月14日(土)13:00/18:30
10月15日(日)13:00
※開場は開演の30分前

会場
ももちパレス 小ホール
福岡市早良区百道2丁目3番15号

料金
一 般 前売:2,500円/当日:3,000円
黒服割 前売:2,000円/当日:2,500円
学 生 前売:1,500円/当日:2,000円
※未就学児童入場不可

主催
ふくおか県民文化祭福岡県実行委員会、福岡県、福岡県教育委員会、福岡県文化団体連合会、ガルシア・ロルカ悲劇三部作上演実行委員会

後援
朝日新聞社、西日本新聞社、日本経済新聞社西部支社、毎日新聞社、読売新聞社、NHK福岡放送局、RKB毎日放送、FBS福岡放送、九州朝日放送、TVQ九州放送、TNCテレビ西日本、FM FUKUOKA、cross fm、LOVE FM、九州旅客鉄道株式会社、西日本鉄道株式会社

制作協力
アートマネージメントセンター福岡

女なんてみんな呪われるがいい
葬式エンターテイメント

STORY
夫の死により、一家の女主人となったベルナルダは五人の娘たちに8年間の軟禁生活を強いている。
女たちは、長女の婚約者となった美しい男に沸き立つ。
嫁に行きたいと叫び徘徊する老婆。
目を盗み合い、監視し合い、騙し合い、女達が奔走する。

CAST
清水さなえ(劇団HAっHA―!!)|せとよしの、田崎ちょこ(大耳ネットワーク)|峰尾かおり|宮地悦子|八尋香菜|山下キスコ(演玩カミシモ・01:17)|梅田剛利|五味伸之

STAFF
演出:山田恵理香|演出助手:石田聖也(演劇ユニットそめごころ)|音楽:吉川達也|舞台監督:糸山義則|照明:大島えいすけ|音響:前田哲平|チラシ製作:加藤真梨

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第一章 韓国公演
ベルナルダ・アルバの家

日程
2018年
11月29日(木)19:30
11月30日(金)19:30
12月1日(土)15:00
※開場は開演の30分前

会場
チョンチュンナビ・アートホール
釜山水営区広安洞1078-16東原ビル地下1階

主催
ガルシア・ロルカ悲劇三部作上演実行委員会、空間再生事業 劇団GIGA、福岡県立ももち文化センター

女なんてみんな呪われるがいい
葬式エンターテイメント

STORY
夫の死により、一家の女主人となったベルナルダは五人の娘たちに8年間の軟禁生活を強いている。
女たちは、長女の婚約者となった美しい男に沸き立つ。
嫁に行きたいと叫び徘徊する老婆。
目を盗み合い、監視し合い、騙し合い、女達が奔走する。

CAST
五味伸之|八尋香菜|せとよしの
峰尾かおり|宮地悦子|山下キスコ

STAFF
演出:山田恵理香|舞台監督:前田哲平|照明:大島えいすけ|音楽:Hotaka|制作:山浦真里|翻訳・字幕:金リンダ

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第二章
イェルマ

日程
2019年
5月31日(金)19:30
6月1日(土)15:30
※開場は開演の30分前
※未就学児童入場不可
※上演時間90分程度

会場
ももちパレス 大ホール
福岡市早良区百道2丁目3番15号

料金
一 般:3000円
学 生:1000円(要学生証)
夫婦割:5,000円
※夫婦割はお二人でのご予約でどなたでもお使いいただけます。
※当日券は500円増

主催
ガルシア・ロルカ悲劇三部作上演実行委員会、空間再生事業 劇団GIGA、福岡県立ももち文化センター

後援
福岡市、(公財)福岡市芸術文化振興財団

助成
芸術文化振興基金

昭和の少女漫画みたいに純粋可憐なイェルマが、 赤ちゃんを待ちわびて歌う!踊る!ズレてる夫婦の悲喜劇!

STORY
ズレている方が幸せだった?この物語は夫婦のおはなし。イェルマという名前の若い妻。夫のフワンは羊飼い。牝羊は柵の中に、女は家の中に。「君には家にいてほしいんだ」そういう夫は、今日も外で羊と眠る。彼女は子供が欲しかった。
「子供を持つってことはバラ一輪を手にするのとは訳がちがう。たとえあなたがわたしの眼の一番柔らかいところへ針を突き刺せと言ってもわたしは何だってやる。子供を生むためなら。」
切に願うイェルマが向かったのは…。

イェルマ
イェルマ=「不毛な」というスペイン語です。日本の名前だと「幸薄子」でしょうか。子供が欲しい若い妻・イェルマが、夫に栄養をとりなさいと迫り、老婆にすがりついて、私ほど従順な人はいないと信じ、怪しい薬草を飲み、暗黒魔術に頼り、怪しい儀式に飛び込んでいく。切実で滑稽な物語。

CAST
五味伸之|八尋香菜|宗真樹子(劇団きらら)|中村とし子|松尾佳美|田島宏人(演劇ユニット そめごころ)|ケニー(非・売れ線系ビーナス)|真吉|峰尾かおり|藤城道博

STAFF
脚本:ガルシア・ロルカ|演出:山田恵理香|舞台監督:鶴野良平(㈱九州舞台)|演出助手:真吉|音響:岩切秀樹(㈱九州舞台)|歌・演奏:猛者真澄|音楽:Hotaka|音楽:吉川達也|振付:真吉|照明:大島えいすけ(チャンネルオー)|衣装:大野知英、中村歩道(NeMo)|メイク:南知里|小道具:下坂兄弟|舞台美術:津田三朗|宣伝美術:五味伸之|イラスト:せとよしの|脚本協力:山下キスコ|制作:福岡県立ももち文化センター、空間再生事業 劇団GIGA|制作協力:アートマネージメントセンター福岡

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